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初めてクレジットカードを手にした時に気をつけたい9つのこと-PR-
クレジットカードは便利でお得な支払いツールである一方、使い方を誤ったり、不注意が原因で自らに不利益をもたらす『諸刃の剣的な側面』も持ち合わせているのも事実です。便利な乗り物である自動車が、不注意などにより人の命を奪う凶器になり得るのと似ているかもしれません。
そこで、初めてクレジットカードを手にした方を対象に最低限気をつけて欲しいことを9つにまとめましたのでご参考下さい。基本を抑えていれば難しく考える必要はありません。
遅延を生じさせない
決められた期日までに請求額の支払いを行わないことを『遅延』と言いますが、絶対にやってはならないと肝に銘じて下さい。遅延を繰り返すとカード利用の停止や更新の停止、場合によっては、他のクレジットカードを申し込んだ場合に審査上不利になることもあります。末永くクレジットカードを使っていきたいと考えるなら遅延は起こさないで下さい。
なお、多くの方は、自分の収入や預金額等を考えに入れた上で、無理のない範囲でクレジットカードを利用していると思いますが、遅延はうっかりミスで発生することもあります。あると思っていた振替用口座の残高不足や支払い期日の失念など。そうしたつまらないミスで遅延を起こしてしまうことのないよう、極力振替用口座の残高には余裕を持たしておくことをおすすめします。
キャッシングは極力使わない
クレジットカードにはショッピング機能(立替払い)とキャッシング機能(借金)がありますが、ショッピング利用を基本とし、できればキャッシングの利用は避けることをおすすめします。
返済見込みのある小額短期のキャッシングなら金利もわずかで済みますので、万が一の際に利用することまで否定はしませんが、不足する生活費の補填などを目的に常習的に利用するのは厳禁です。利用額が積もりに積もっていずれは返済不能に陥る可能性があるからです。キャッシング枠が必要ない場合は窓口に連絡してゼロにしてもらうこともできます。
なお、海外旅行の際に、現地通貨の調達目的で海外キャッシングするのは○です。借り入れ期間や金利・ATM手数料等にもよりますが、空港や銀行などの高い手数料で両替するより安く済ますことができます。なお、海外キャッシングを利用する場合は、できるだけ早く繰り上げ返済をしてしまうことをおすすめします。※参考(18%/年⇒約1.48%/30日⇒約0.05%/日)
署名欄を空欄のままにしない
クレジットカードを受け取ったら、署名欄にすぐにサインを記入するのは常識中の常識ですが、面倒だからと後回しにしてしまう方も少なくないのではないかと想像します。署名欄が空欄のまま第三者に不正利用されてしまった場合、カード会社の補償が受けられない可能性が高いです。
万が一の時に泣きを見るのはほかでもない自分です。サイン記入の有無程度のことでバカを見ることのないよう、カード到着後、すぐにサインの記入をして下さい。
カード記載の情報さえわかれば不正使用が可能である
ネット通販の利用経験がある方ならお分かりと思いますが、クレジットカードは、カードに記載されている会員番号とカード名義、有効期限とセキュリティコードが分かれば決済することができます。カードそのものがなくても決済できてしまうのです。そこで気をつけたいのは、他人にカード情報を知られないよう厳重に管理すること。友人同士で見せ合うなどないと思いますが、もってのほかです。
不要なクレジットカードは持ち歩かない
普段持ち歩くクレジットカードは最低限にして下さい。割引やポイントの関係でお店によって使い分けているなら仕方ありませんが、そうでない限りは、多くてもメインと予備の2枚で十分。普段は1枚でもいいくらいだと思います。万が一落とすなどしてなくしてしまうと、不正使用のリスクが高まりますし、枚数が多い分だけ事後処理も大変になります。※海外旅行の際には、複数もって行った方が逆に安心です。
怪しいお店では使わない
スキミングによるカード偽造&不正使用の被害はなかなかなくならないようです。そうした犯罪に巻き込まれないよう、信用できない、信用できなそうなお店では、クレジットカードを使わないことをおすすめします。ポイントを貯めだすと、極力カード決済したくなるものですが、ネット通販でも実店舗でも、使うお店は選ぶべきです。
細心の注意で紛失や盗難を防ぐ
誰も好き好んでクレジットカードを無くしたり、盗まれるわけではないことは承知していますが、そうした事態に陥らぬよう細心の注意を払うようにして下さい。万が一、そのような事態が生じた場合、金銭的被害を受けるのは、ほかならぬあなた自身ですし、手続き的にも大変です。
カード明細は必ずチェック
毎月のカード明細は発行されたらすぐにチェックするようにして下さい。そうすることで、不正使用された場合でも早期に発見できますし、加盟店側の請求ミスを見つけることも可能です。サイト管理人自身、毎月必ずチェックしていますが、二重請求を発見、取り戻したことがあります。