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利用付帯カードを使う上での必須知識-PR-

海外旅行保険付きのクレジットカードで人気があるのは、余計な縛りがなく使い勝手の優れた自動付帯カードだということは言うまでもありません。当サイトでも、できれば自動付帯カードをお持ちになることをおすすめしています。

しかし、何らかの理由で利用付帯カードをお持ちで、実際に使用されている方も少なくないと思います。そこで、利用付帯カードを利用する上で最低限抑えておきたい点をまとめることにしました。知らずに利用していると、手痛い失敗をしてしまうこともありますので、利用している方、あるいはこれから利用付帯のクレジットカードを作ろうという方には是非読んで頂きたいと思います。

旅費を払っているのに補償されない?

当サイトでは利用付帯カードを説明する際に『旅費のカード払いが必要な・・・』といった形でざっくりと説明してしまうケースが少なくないのですが、どのような旅費をカード払いする必要があるのかを正しく理解しなければなりません。自分が旅費だと思っていたものが、旅費と認められなかったら・・・。いざという時に保険金がおりないという最悪の事態を招いてしまいます。

利用付帯のクレジットカードが規定している旅費は、とても範囲が狭いので注意しなければなりません。食費でもなければ現地での娯楽費でもありません。ホテル代などの宿泊費も該当しません。宿泊費も旅費に入らないとなると、一体何が旅費として認められるのか?多くのカードの規定では、以下の二つを旅費として認めています。

  • 公共交通乗用具
  • 募集型企画旅行

簡単に言ってしまえば交通費とツアー旅行の料金ということになります。ツアーを利用しない人にとっては、交通費しか該当しません。しかも、公共交通乗用具とありますから、自家用車のガソリン代などは海外旅行保険を適用するための旅費としては認められないことになります。

公共交通乗用具として認められるものとそうでないもの

公共交通乗用具とは、飛行機や船、電車やバス、タクシーなどを指しますが、航空法や海上運送法、鉄道事業法など各法律に基づいて運行されているものに限られ、無許可タクシーなどは認められません。一方、公共交通乗用具として認められないものはというと、ダイナースクラブカードのWebサイトに詳しくありましたので、その一部をピックアップしました。

  • 自家用車等の関連費用(ガソリン代などか?)
  • 高速道路代
  • 空港駐車場代
  • 空港利用税
  • レンタカー代
  • 飛行機チャーター料金
  • 電子マネーのチャージ

利用付帯カードには二種類あります

利用付帯カードでは、海外旅行保険の適用を受けるに当たって『旅費のカード払い』という条件達成が必要とされていますが、条件達成の時期によって二種類に分けられます。

  • ①出国前に条件達成が必要なカード
  • ②出国前後に関係なく条件を満たせばいいカード

それぞれに関して細かい説明は必要ないと思いますが、後者の場合は、条件達成が出国後でもよいため、補償期間を引き延ばすのに利用されることがあります。

どういうことかというと、手持ちの自動付帯カードの補償期間が90日で切れてしまった後に、②のタイプの利用付帯カードで現地の電車などを利用します。すると、そこからさらに一定期間海外旅行保険が適用されるため、補償期間を通常の90日よりも長くすることができるというわけです。

補償の開始時期

利用付帯カードの場合の補償開始時期は次のようになります。

出発前に条件を満たした場合 出発時から補償されます
出発後、出国前に条件を満たした場合 その時から補償されます
出国後に条件を満たした場合
※カードによっては補償されない場合もある
その時から補償されます

なお、大概のクレジットカードでは、補償開始時期に関して、『出国日の前日0時から』という条件がついているため、ケースによっては、必ずしもこのようにならないこともあります。

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