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治療費用最も重視すべき補償項目(病気やケガの補償)-PR-

海外旅行保険における最重要補償項目と言われるのが治療費用です。ケガや病気で医師の治療を受けた際の治療費やその他関連費用を補償してくれる大事な保険です。

治療費用の必要性

海外旅行では体調を崩す(病院へ行くことになる)要因が少なくありません。気候の変化や食べ物・飲み水の違い、長時間のフライトによる疲労や時差など。途上国では衛生面の問題もあります。というように病気に掛かる可能性が国内よりも格段に高まることは言うまでもなく、現に海外旅行保険の中で医療費関連は事故発生率が高いと言われています。

加えて厄介なのだ医療費の高さです。各国の医療費事情は、国や地域によってバラつきがあるものの、一般的には日本より高いと言われています。外務省の資料では、極めて高いと言われているニューヨーク・マンハッタンの病院で入院した場合、室料だけで1日数千ドルにもなるとあります。

これは極端な例ですが、基本的に海外の医療費は高いと考えておいた方が無難です。クレジットカードの保険にしろ、市販の海外旅行保険を活用するにしろ、万が一に備えて治療費用を確保しておくことが海外旅行を楽しむ上では必要になります。

ちなみにジェイアイ傷害火災保険が毎年発表している事故データ(2011年度版)によると、治療・救援費用の事故発生率は全体の48%以上となっており、死亡/後遺障害はその他(1%)の扱いになっています。

カード付帯保険の治療費用

治療費用の内容について見ていきます。保険により内容が異なる場合があることを念頭においてお読み下さい。かなり細かい部分もありますので雰囲気だけわかればよいかと思います。

補償してくれる費用は?

ざっくり言ってしまえば、旅行中の病気やケガの治療費や関連諸費用といったところですが、具体的には以下のようなものが補償されます。

  • 医師の診察費や処置費、手術費
  • 医師の処方、処置による薬剤費、治療材料費、医療器具使用料
  • 検査費、手術費
  • 職業看護師費
  • 入院費
  • やむを得ない理由で宿泊施設の客室で医師の治療を受けた際の客室料
  • 緊急移送費
  • 入院・通院のための交通費
  • 他の病院への転移費(専門の医師がいないなどの理由で他の病院へ移転する場合)
  • 医療通訳の雇入れ費
  • 国際電話などの通信費
  • 入院時の身の回り品購入費
  • 旅行行程復帰、あるいは帰国のための交通費・宿泊費(払戻しを受けた金額、元々負担することを予定していた金額は差し引かれます)
  • 義手・義足の修理費(傷害の場合)

補償されないのは?

以下のようなケースでは保険金の支払いが行われないことがありますので注意が必要です。詳細は各カードの補償規定でご確認下さい。

  • 被保険者あるいは保険金受取人の故意や重大な過失があった場合
  • 被保険者の喧嘩や自殺、犯罪行為によるケガや病気
  • 戦争・暴動などによる事故
  • むちうち症または腰痛で他覚症状のないもの
  • 歯科疾病
  • 妊娠・出産・早産・流産およびこれらに起因する病気
  • 旅行前に発病していた病気
  • 旅行終了後一定時間(48時間・72時間など)経過後に発病した病気
  • 危険なスポーツを行っていた際の事故(ケガ)

歯科疾病は、クレジットカード付帯保険、市販保険に関係なく、補償対象外となっていますが、三井住友海上の海外旅行保険 ネットde保険@トラベルなど一部の保険会社の保険商品の中には、緊急歯科治療費用ということで補償がセットされている場合もあります。

いつからいつまで補償されるのか?

ケガの場合は、ケガの原因となった旅行期間中の事故日から一定期間(180日が多い)補償されます。病気の場合は、旅行期間中あるいは旅行終了後の一定期間内(48時間や72時間)に発病し、かつ、その期間内に医師の治療を受けた場合に、最初の治療日から一定期間(180日が多い)補償されます。

また、コレラなど伝染病になった場合は、旅行期間終了後の一定期間(14日や30日など)内に医師の治療を受けた場合は、最初に治療を受けた日から一定期間(180日が多い)補償されます。

補償額200万円前後が一般的。補償が付かないケースもあるので要注意。

クレジットカードによる補償額の違いはあまり大きくありませんが、補償そのものがないケースも散見されるためカード選びの際は要注意。ゴールドカードの場合で補償額200万円~300万円程度が一般的ですが、年会費無料カードの場合でも最大200万円補償が付くことは決して珍しいことではありません。

ただ、市販の海外旅行保険と比べると補償額は低めに抑えられていますので、不安な場合は、複数カード保持による補償額の合算やバラ掛け(フリープラン)タイプの海外旅行保険と併用で対処されることをおすすめします。

おすすめクレジットカード

当コンテンツをお読みになり、医療費用を重視したクレジットカードを選びたいと思われた方におすすめのクレジットカードを紹介します。以下の点に注目し、全て満たすものをピックアップしています。

  • 年会費が無料であること
  • 治療費用の補償額が高額であること
  • 医療費キャッシュレスサービスが付いていること

エポスカード

エポスカード

治療費用を重視した海外旅行保険が魅力。最大270万円の治療費用は年会費無料カードの中で図抜けているのはもちろん、一部ゴールドカードをも上回ります。

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